2008/11/04

3.北総石仏 小林Ⅲ

3-1 光明寺金毘羅宮 駒形庚申塚から更に150m東進し左折、道なりに700mほどで右に坂道を上りきると正面左に光明寺隣接の金毘羅宮と石塔群が見えます。行儀よく14基の石塔が並んでいます。 前列は2基の庚申塔と3基の読誦塔、後列は7基の庚申塔、最後列は敷石記念と成田山不動尊供養塔です。 前列左の享保三年(1718年)の笠付き青面金剛像です。左右の側面に童子像がおのおの浮き彫りされていて私には珍しいものです。 隣は種子ウーンが彫られた延享元年(1744年)文字庚申塔、真ん中に安政二年(1855年)読誦塔です。その右は文化六年(1809年)種子サ(聖観音)が付いた読誦塔です。右端の自然石読誦塔は明治11年(1878年)です。 後列は元禄十三年(1700年)合掌した青面金剛です。その隣は可愛らしい明治十八年(1885年)不動明王みたいですがショケラ持ちなので庚申のような気がします。ただ三猿も日月もないので??? 隣は元文四年(1739年)と明和五年(1768年)こちらは合掌型の青面金剛像です。 続いて寛政十二年(1800年)と安政二年(1855年)の文字庚申ですが寛政のものは庚申とだけ刻んであります。 右端に笠つきの宝暦九年(1759年)青面金剛です。

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